生徒1人に1台のタブレットを使用する授業で、アクセス出来なくて困っている【アクセスポイントに問題がある➁】

●問題点

学校でタブレットを使用して授業を行う際、接続出来るタブレットと出来ないタブレットが存在するという問題が発生することがあります。その原因としてアクセスポイントの設定が考えられます。

●解決策

生徒1人に1台のタブレットを使用して授業を行う学校が増えています。しかし、インターネットに接続出来るタブレットと出来ないタブレットがあり、ある日いきなり接続出来たりと、不安定で原因不明のトラブルが発生することがあります。

この問題を解決するためには、DHCPのリース期間を短く設定することで解決することがあります。

●解説

タブレットを活用しての授業は近年になって導入されたため、多くの学校では運用ノウハウがまだ追いついていない状態です。
そのひとつが、タブレットが2〜3日で400台以上接続する運用を想定せずに、DHCPのリース期間を長く設定していることが原因である場合があります。

例えばDHCPのリース期間を1週間と設定すると、タブレットがインターネットに接続した場合、その接続端末情報を255台分を1週間、保有します。
そのため1週間で400台接続する場合、256台目から接続出来ないことになります。しかし、1週間経過後には、接続出来なかったタブレットが接続出来るようになるので、摩訶不思議な問題だと思うのです。これはリース期間を適切に短くしたりすることで解決します。